自習を少し続けたくらいでは、学力は上がりません。自習は長い間続けてこそ、効果があります。

では、どうやって自学自習を長続きさせたらいいのでしょうか？

「やる気さえあればできる！」というのが、今時のアドバイスかもしれません。しかし、生憎、私はそうは思いません。なぜなら、やる気があっても、長くは続かないからです。

「やる気」は、何かを成し遂げるには非常に不安定な要素です。勉強する気満々でいたにも関わらず、机に向かった途端にやる気が失せた。ランニングを始めようと玄関を飛び出したのに、走り始めてから数分で自宅に引き返してしまった。似たような経験を、誰もがしたことがあるのではないでしょうか。

そこで、私が自習生や自習生のご家庭に勧めているのが、自習を「やる気」に頼るのではなく、「習慣」にするということです。つまり、やる気の有無に関係なく、自学自習を日常の習慣の１つしてしまう事なのです。

習慣とは、日常の決まりきった行いのことです。そのため、自学自習を習慣化する事で、少ない心的努力で安定した行動（自習）が期待できるのです。

新学期が始まり、多くのご家庭から自学自習の相談やお申込みを頂いています。ご興味のある方は、まずはご相談にいらしてください。( TEL 042-375-2375 / 担当:塾長･熊谷)

なお、本科クラスや卒業生の弟妹は無料で自習を引き受けています。兄姉を通して、ご一報ください。