先日、中学2年生のとある女子生徒が成績を見せに来てくれました。満面の笑みで差し出した試験結果表には、彼女の名前が載っていました。

総合で100人中6位、数学は学年2位。

本当によく頑張りました。本人が一番嬉しいでしょうが、我々教師達も同じくらい嬉しかったです。と言うのも、小学生から多摩ロベルトに通っている彼女は、お世辞でも「算数や数学が普通レベル」とは言えない生徒でした。塾のテストでは、文章題はいつも空欄ばかり。再テストや補習のレギュラーメンバーでした。

しかし、何度となく悪い点数や結果を取って落ち込んでも、それでも彼女はまた気を取り直して授業日以外も自習を続けてきました。そういった努力の姿勢が、今回の試験に現れたのでしょう。

「継続は力なり」と言いますが、まさに彼女がその一例です。勉強で苦労している生徒達や伸び悩んでいる生徒達に声を大にして伝えたいのですが、勉強は誰でもできるようになります。それは決して難しいことをするのではなく、ただ単に努力を継続する、つまり自習を続けることでも達成できるのです。

寒空の今日もまた、その中学2年生の女子生徒は自習に来ていました…