6月1日(月)から、多くの小中学校では授業が再開されるようです。分散登校により午前中に授業を受ける生徒もいれば午後からの生徒もいたりと、今までとは全く違ったスタイルで学校生活が始まります。

「この大きな変化に、ウチの子はついていけるのでしょうか？」

こういった相談を最近、多く頂いています。

子ども達は我々大人達が思っているほど柔（やわ）ではありません。むしろ、大人達よりもタフな一面も持ち備えているくらいです。ですから、多少の苦労があっても、他の子どもよりも時間が掛かっても、必す乗り越えられると私は信じています。

学校再開に向けて悲観的な意見や不安を煽るような記事を、最近は多く見聞きします。しかし、こういった時こそ、我々大人達は子ども達に前向きな姿勢や考えを見せてあげるべきはなのではないでしょうか。つまり、もっと我が子を信用してあげて欲しいのです。

試合が始まる前から「勝てないのでは？」なんて言うようでは、どんな試合も勝てる訳がありません。学校や勉強においても同じで、始める前から「できないのでは？」「難しくて分からないのでは？」と疑ってしまうようであれば、良い結果は期待できないでしょう。せめて試合の前くらいは空威張りでも良いので「勝てる」と、勉強を始める前には「分かる・できる」と信じて送り出してあげてください。

さぁ、来週から学校が始まります。まずは頑張れるだけ頑張ってみましょう。必ず何とかなるので、安心を！