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それって本当に「子どもの気持ち」ですか?
親は誰しも子どもの「気持ち」に寄り添い、応えてあげたい一心で子育てをしています。ですから、教育においても子どもの「気持ち」を汲み取りながら舵を切っていることとでしょう。
しかし、汲み取り、寄り添い、応えているのは、本当に子どもの「気持ち」なのでしょうか?
気持ちとは当人がある程度の時間を掛けて思慮し導き出した「考え」を指すものです。それに対して、一時的な感情やその場の雰囲気から湧き起こるものは「機嫌」や「気分」だと、私は考えます。
子どもの気持ちを汲み取っているようで、実は子どもの機嫌や気分に振り回されいているだけだった…。そんなケースが年々増えているように感じます。
多くの保護者の方が感じていることだと思いますが、最も多感で複雑な小中学生達の「気持ち」を見分けるのは極めて難しいのです。そんな時は、1週間ほど「子どもの気持ち」を寝かせみる(時間かけて様子を見てみる)のがコツ。数日後には、早ければ数十分後には気持ちが一変しているなんてことも多々あります。いずれにせよ、「子どもの気持ち」を汲み取る際は急ハンドルを切らないのが良策です。
これまでに2,000名の小中学生を指導してきていますので、小中学生の子育て特有の相談にも応じられます。お気軽にお問い合わせください。(TEL 042-375-2375 / 要予約)