中学校では中3受験生向けに志望校調査票（進路希望調査票）が配られ始めています。それに伴い、多摩ロベルトでは生徒一人ひとりと面談を行い、将来の方向性や志望校といった進路の相談に応じています。

そこで最も多く話題に出るのが、「〇〇高校に合格するには、今からでも間に合いますか？」といった悩みです。今回は、「何が何でも間に合わせたい、合格したい」という受験生達に一言アドバイスしたいと思います。

結論から先に言うと、今からでも十分に間に合います。昨年は11ポイント、一昨年は10ポイント、最高記録は13ポイント、ビックリするかもしれませんが、これがロベルト生達が3年次の一学期間で上げた内申の記録です。偏差値であれば、もっと多くのポイントを上げています。まだ7月上旬です。受験まで半年もあるのですから、合格には十分に手が届くはずです。

そのためには2つの悪い癖を直しなさい。まず1つ目が「行動力の遅さ」です。明日から、来週から、来月からと先回しする癖が、結果的に君の夢をどんどん遠ざけてしまっています。何事も始めるタイミングは「今」です。「後でやる」という言い訳は、今日でお仕舞いにしましょう。

そして2つ目の直すべき癖が「継続力の弱さ」です。最初の数日は頑張れても、徐々にやる気が下がり、最後は「ちょっとハードルを下げようかな…」と止めてしまう悪癖を直しなさい。一度始めたら最後まで基準やルールを変えずにやり通す。これが合格や成績アップの秘訣です。

たったこれだけ？と疑ってかかる生徒もいるかもしれませんが、これまでのロベルト生達の第一志望校への進学率を見聞きすれば、効果の程は納得できるはず。ちなみに、都立国立高校や都立八王子東高校などの地区トップ校は、ここ数年、全戦全勝です。

さぁ、始めましょう！　明日からではなく、今から！