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多摩ロベルトがこっそり教える「英文読解のスピードアップ術」

先日もまた1名、当塾中3生が英検準1級(大学中級レベル)に合格。多摩ロベルトでは中学卒業までに、3級はもちろんのこと、2級(高校卒業レベル)や準2級(高校中級レベル)にも合格できるよう英語力をしっかりと教え込んでいます。

さて…

英語の長文読解に時間がかかりすぎてしまう…。そんな悩みを抱える中学生は少なくありません。しかし、いくつかのコツをつかめば、スムーズに文章を理解できるようになります。今回は、多摩ロベルトで教えている「読解スピードを上げるための方法」をほんの少し紹介します。

1. 文をかたまりで読む

英語を読むとき、一語ずつ訳そうとしていませんか? それでは時間がかかってしまいます。そこで、「スラッシュリーディング」という方法を取り入れてみましょう。文の意味のかたまりごとにスラッシュ(/)を入れて読むと、内容を素早く把握できるようになります。例えば、

I go to the zoo / with my friends / to see tigers. / If you visit a zoo / to see them, /  you can consider / the tiger’s feelings and the zoo’s quality. 

このように区切ることで、英語の語順のまま理解しやすくなります。慣れてくると、スラッシュを入れなくても自然にかたまりで読めるようになります。

2. よく使われるつなぎ言葉に注目する

長文を読んでいると、「どこが大事なポイントなのか」が分かりにくいことがあります。そんなときは、接続詞や指示語に注目しましょう。いくつかの例として、

 ・but / however(しかし) … 逆のことが書かれる
 ・so / therefore(だから) … 結論が述べられる
 ・this / that(これ/あれ) … 直前の内容を指している

これらの言葉を見つけることで、文章の流れを素早く理解できるようになります。

3. 設問を先に読む

試験の長文問題では、最初に設問に目を通しておくのがポイントです。何を聞かれているのか分かっていれば、無駄な部分を読む必要がなくなります。

例えば、「筆者の意見は何か?」という設問があるなら、意見が書かれていそうな段落に集中して読むことができます。このように、読むべきポイントを絞ることで、時間の節約につながります。

4. 英語に触れる時間を増やす

速く読めるようになるためには、英語に慣れることが大切です。特におすすめなのが、簡単な英語の本や記事をたくさん読むことです。

「難しい文章を読まないと力がつかないのでは?」と思うかもしれませんが、そうではありません。むしろ、簡単な内容をたくさん読むほうが速読力が鍛えられます。英語に触れる機会を増やし、スムーズに目を動かせるようになりましょう。

5. 時間を意識した練習をする

普段から制限時間を設けて読む練習をすることも大切です。例を挙げると、

 ・1分間 / 5分間 / 10分間でどれだけ読めるか計る
 ・過去問を時間内に解く
 ・一度読んだ文章を、もう一度時間を短縮して読んでみる

こうした練習を積むことで、本番でも落ち着いて解答できるようになります。

練習を続けることで、確実に速読力アップ!

英語の読解スピードを上げるには、「かたまりで読む」「つなぎ言葉に注目する」「設問を先に読む」「たくさん英語に触れる」「時間を意識した練習をする」といった方法が効果的です。いきなり速く読めるようにはなりませんが、少しずつ練習を続けることで、確実に上達していきます。焦らず、一歩ずつ取り組んでいきましょう!

多摩ロベルトの授業では、生徒一人ひとりの英語力や勉強スタイルによって、さらに細かいアドバイスや学習方法を提案しています。もっと知りたい方は、ぜひ相談にいらしてください。(塾長 佐藤)

【多摩ロベルト学習相談(要予約)】
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