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行動力を磨く
「普通の生徒をトップ校に合格させる」というのは、実はそれほど難しくはありません。長年、子ども達と正面から向き合ってきたからこそ断言できるのですが、子ども達の物事の捉え方や考え方、行動を理解し、ほんの少し手を差し伸べてあげるだけで学力は飛躍的に伸びるものです。
ここ数週間で、本人もビックリするほど成績が上がった生徒がいます。その生徒に実践させたのが、「行動力を磨く」ということ。何とも響きの良い表現ですが、簡単に言い換えれば「直ぐに行動しなさい」ということ。
勉強で苦労している生徒達の多くは、「行動に移すまでの時間が長い、または遅い」ように見受けられます。「後でやるから」「明日やるから」と先延ばしにして、なかなか行動に踏み切れていないのです。
その原因は、意外にも「考えてしまう」から。「考える」ことは決して悪いことではありません。しかし、我々大人達もそうであるように、行動に伴う苦労や手間を考えてしまうと、ついつい「後で」「明日から」といった守りの姿勢や弱音が出てしまうのです。
そこでその生徒には。「とにかく直ぐに行動させる」ことで「明日から」「来週から」といった気持ちが起きないようにアドバイスしたのです。
実践してから数週間後、定期テストで50番以上も順位が上がったと、生徒自身も驚いた様子で報告してきました。