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《小5国語》書写の効果はどれくらい?
「今日は書写は無いんですか?」
小5クラスでは毎週、天声人語(朝日新聞)や編集手帳(読売新聞)の書写を宿題として課しています。うっかり授業で配り忘れると、こんな風に生徒達から指摘されます。
今年、小学5年生達が書き写した社説は、なんと96本。1週間に1、2本のペースでやり遂げました。「今の時代に書写なんて…」と思われる方もいるかもしれませんが、どの保護者もその効果の程には興味があるのではないでしょうか。
まず、1つめの効果から。ご家庭での子どもとの話題が変わった、という声を多く耳にします。最新の科学や技術の話だったり、国際的な話、時事ニュースも出てきたりと、知識が幅広くなったことに保護者が一番驚かれているようです。
そして次に、言葉の量(語彙)が増えました。社説で使われる表現は、中学生レベルといわれています。そんな大人の言葉が、小学5年生の日常会話や作文にも現れてくるようになりました。
何よりも効果があったのは、文章慣れしたことです。600字で書かれた天声人語や編集手帳を毎週読むことで、それが習慣化し、難しい内容や表現で書かれた文章への抵抗感がだいぶ減りました。
多摩ロベルトの小学5年生達が書写に要する平均時間は、たったの15分。週に数回この15分を割くことで、こういった効果や成長が得られました。興味がある方は、ぜひご相談を。数ヶ月前から小学4年生も数名ほど、書写を始めていますよ。